第36回 三重展(2023年2月)開催

開催名
第36回 三重展
開催期間
令和5年2月22日(水)~25日(土)
開催場所
三重県文化会館(総合文化センター内)2階 第2ギャラリー
出品点数
シルバー書道展:211点 小・中学生作品:184点
入場者数
477名
最高年齢
男性93歳 女性94歳

事業概要
何かと不便の多い日が続くようになってから3年が過ぎ、まだまだ先の見通しがつき辛い中、たくさんのシルバーの方から等身大の自分を見事に表現した作品が集まりました。今この状況に身を置き、積極的に物事に対し自分の意志に基づいて意欲的に取り組まれ、自分の目標を持ち、その目標を実現されている姿に頭が下がります。
久しぶりに顔をあわせ、うれしさいっぱいの笑顔、明るい声が会場中に響きわたり、楽しい時間を過ごされていました。このような事業を続けていただいていることは、シルバーの方にとって本当に喜ばしいことです。
コロナ感染者数が緩やかなカーブで減少している中、これからも不安な日々が続きます。小・中学生の方も、はやく安心して過ごせる日がきますようにと気持ちをこめて、元気いっぱいの自分をみせていました。
これからも日本書芸院のご支援をいただき、書に興味・関心を持ち、「書きたい、みんなにも見てほしい、何かを感じてほしい、多くの人と楽しい時間を共有したい。」と意欲を燃やすシルバーの方々えの後押しを続けていきたいと思います。

事業の感想
会期2日目の天皇誕生日(23日祝日)に訪問させていただきました。会場中央に併催である三重県小中学生書道展の作品が配され、これを取り囲むようにシルバー作品が地区毎に整然と陳列されております。漢字・仮名・調和体等バラエティーに富み、しかも長年慣れ親しまれた事のよくわかる、練度の高い作品が多くありました。
訪問当日は前日の新聞取材が記事として掲載され、祝日であることも重なり、朝から大勢の方が来場しておられました。出品者(シルバー)、お孫さん(小・中学生)と父母の方などの一家総出の方達もあり、楽しい観覧風景でした。こういった展覧会が益々充実する事を願っております。(常務理事 伊藤仙游 福祉生涯学習部部長)

会員の皆さまへお願い 総会出欠用紙のご返送について

令和5年2月26日(日)に開催の教養講座、総会、懇親会のご出欠(委任状)の返送締め切りは2月15日(水)です。
会員の皆さまには必ずご返送いただくこととなっておりますので、ご返送がまだでございましたら急ぎご返送ください。
返送用紙は、会報189号(令和5年1月号)に同封してお届け済みです。
ご協力くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

会報189号(令和5年1月号)発刊

特報
◆真神巍堂書作展

ご報告
〇第17回全日本小学生・中学生書道紙上展
〇第18回「手書き文字ばんざい!」
〇令和4年度12月 最高会議兼定例理事会
  令和5年度日程表(案)
  役員及び役職者一覧表・実務機構
〇新役員・役職者について
〇第9回日展受賞者・喜びの声
〇第9回日展受賞者・入選者一覧

ご案内
〇日本書道文化協会イベント
〇自然災害等で被災された会員の皆様へ 会費免除及び見舞金支給のお知らせ
〇第54回日本書芸院教養講座
〇第77回日本書芸院展(役員展)
〇令和5年度定時総会
〇第77回日本書芸院展記念講演会
〇第77回日本書芸院第一審査会(一科審査会員・二科審査会員)出品規定
〇第77回日本書芸院第二審査会(無鑑査会員・一科会員・二科会員・公募)出品規定(公募の出品票はこちらからご請求ください)
〇第18回全日本小学生・中学生書道紙上展
〇第28回全日本高校・大学生書道展
〇第19回「手書き文字ばんざい!」
〇「日本の書道文化」をユネスコ無形文化遺産に
〇第72回作文コンクール結果発表(協賛 日本書芸院他)

ほかにも全国シルバー書道展や免許交付規定、既刊図書・DVDの販売など各種ご案内等を掲載しています。

◆巻末とじ込み:第77回日本書芸院展(役員展)ご案内券
◆同封:年会費・協賛費納入用紙(*協賛費は役員・役職者のみ)
◆同封:定時総会返信用紙(委任状)2月15日(水)必着-必ずご返送ください

第36回 大阪展(2023年1月)開催

開催名
第36回 大阪展
開催期間
令和5年1月31日(火)~2月1日(水)
開催場所
OMMビル2階Cホール
出品点数
623点(内ファミリー展 27点)
入場者数
593名
最高年齢
男性97歳 女性98歳

事業概要
生涯学習時代を迎え、東洋の伝統文化「書道」に生き甲斐・美的感性の錬磨を求めて、高齢者の方々のための発表の場としての作品展示及び小学6年生以下の孫との作品展示(ファミリー展)を開催致しました。
美術館が3年間使用出来ない貯め、今回は天満橋のOMMビルで開催し、623点の出品、593名の入場者がありました。
昨年につづき受付では、アルコール消毒、体温測定、チェックリストの記入(クリップ鉛筆用意)を行い、担当の各会派の先生方の協力によるお陰で2日間と短い期間でしたが開催出来ました事、感謝しています。次回展でも各会派の先生方に絶大なるご協力をお願い申し上げます。
今回は、同時に日本書道文化協会の『街なか書道体験』も行い大変好評でした。

事業の感想
初日午前10時ごろ野田部長と2人で訪問させていただきました。大阪市立美術館工事のため、本年からOMMビルに会場を変更して開催されています。
大阪市美よりはコンパクトに陳列された印象ですが、短い距離に作品が沢山並べられており、全体の雰囲気がよく伝わる展示でした。ファミリー展は非常に微笑ましく、また最高齢者が男女共前年と同じ方であるなど、嬉しい限りです。担当者の先生方のご尽力に、心から感謝申し上げます。
書文化を今後も伝承していくため、こういった書くこと、発表することを、純粋に楽しむ催事は大切であると感じます。(常務理事 伊藤仙游 福祉生涯学習部部長)

第35回 広島展(2023年1月)開催

開催名
第35回 広島展
開催期間
令和5年1月21日(土)~22日(日)
開催場所
広島県民文化センター地下展示場
出品点数
560点
入場者数
163名
最高年齢
女性99歳(3名)

事業概要
昨年は、まん延防止等重点措置が、展示当日に発表され実施を断念せざるを得ませんでした。3年ぶりのシルバー展の開催を出品者、家族、また実行委員の皆さまも待ち望んでいました。
開会と同時に大勢の方に入場いただき、批評しあう姿で会場が熱気に包まれ、祖父母と孫あるいは曾祖父母とひ孫の作品を前に笑顔する家族の姿で心が温かくなりました。最高齢3名の99歳の作品からは大変元気をいただきました。今年新たに日本書道文化協会の「街なか書道体験」のコーナーが設置され「最近ほとんど字を書かないが久しぶりに筆ペンで文字を書くことができて良かった」「写経をやってみたいと思っていた。貴重な体験ができた」と2日間で163名の方が楽しんで帰られました。今後も何とぞよろしくお願いいたします。

事業の感想
広島の書展は、1月に開催される全国シルバー書道展広島展から始まります。
展示会場は、広島駅からバス・路面電車で約10分、広島バスセンターから徒歩数分の場所に位置し、交通の便が大変良好なことから、毎年この会場で開催しています。
広島展においては、これまで毎年作品点数数千点を目標に準備を進めてきました。
しかし、コロナ禍の影響でこの書展も3年ぶり、やはり長い間の自粛で様々な活動が止まったこともあり、出展数も減少し560点の展示となりました。
作品は減少したものの、その分、壁面が少なくなった事ですっきりと見通しの良い会場に仕上がった印象です。
最高齢者99歳の作品3点をはじめとして、出品者それぞれが、思い思いの言葉を題材に書き込んだ力作が並びました。
また今回は、初めての試みである「街なか書道体験」のコーナーを穏やかな日の光が差し込むロビーに設置し、親子やご夫婦、お友達同士で、お互いにはにかみながら筆を走らせる光景に心が和むと同時に、写経を行うことで気持ちが引き締まる緊張感を感じながら、それぞれ充実した一時を過ごされたのではと感じています。
会場の近くには、原爆ドーム、平和記念公園があり、時折、外国人観光客の姿も見受けられ、「ドイツから訪れた。」と云われる方は、「旅行の最終日に貴重な体験ができた。」と大変喜ばれていたと会場担当者から聞いています。
当日は午後から広島市内において、駅伝が開催されていたにも関わらず、切れ目なく来場者が訪れ、2日間合計で約1,463人を数え、「街なか書道体験」は163人の参加あり、ますますの盛況ぶりとなりました。

第77回三月審査会 ご案内(2023年2月1日〆切)

 年に一度、3月に行われるこの審査会は、全ての会員に昇格の道が開かれ、毎年多くの作品が出品されます。
 また、一般(会員外)の方も「公募」としてご出品いただき、審査の結果「二科会員推薦賞」を受賞すれば、必要な入会手続きを経て日本書芸院の会員になることが可能です。
 下記資料をよくお読みになってご出品をお願いします。第77回となる今回も多数の出品を期待しています。

一科審査会員・二科審査会員  出品要項PDF
無鑑査会員・一科会員・二科会員・公募  出品要項PDF
会員の出品票は会報188号(令和4年11月号)に同封しています。

公募出品の資料請求はこちら
公募の出品資料はこちらからご請求ください。郵送いたします。(送料無料)

 

※写真はコロナ禍で行われた前回の審査風景です。

第17回全日本小学生・中学生書道紙上展 結果発表

全国から、12、044点!各学年 優秀作品【ベスト100】【準ベスト50】を選出

《出品状況》

出品点数
12、044点
学年別
小学1年生 602点
小学2年生 1、100点
小学3年生 1、770点
小学4年生 1、879点
小学5年生 1、786点
小学6年生 1、761点
中学1年生 1、168点
中学2年生 1、099点
中学3年生 879点

《審査》
日時
令和4年9月19日(月・祝)
会場
OMMビル 2階 会議室(大阪市中央区)
審査員
公益社団法人日本書芸院 理事長  土橋靖子
公益社団法人日本書芸院 副理事長  高木厚人
公益社団法人日本書芸院 副理事長  山本悠雲
公益社団法人日本書芸院 副理事長  中村伸夫
公益社団法人日本書芸院 副理事長  吉川美恵子
読売新聞大阪本社 執行役員事業本部長  三村竜太郎

結果
各学年の優秀作品【ベスト100】【準ベスト50】を選定

【ベスト100】【準ベスト50】に選ばれた皆さん
・クリックで一覧表示(PDFファイル)

小学1年生
ベスト100 準 ベスト50
小学2年生
ベスト100 準ベスト50
小学3年生
ベスト100 準ベスト50
小学4年生
ベスト100 準ベスト50
小学5年生
ベスト100 準ベスト50
小学6年生
ベスト100 準ベスト50
中学1年生
ベスト100 準ベスト50
中学2年生
ベスト100 準ベスト50
中学3年生
ベスト100 準ベスト50

優秀指導者 (PDFファイル)
出品者またはベスト100受賞者・準ベスト50受賞者が多数あった指導者

12月中旬以降、代表者宛に下記を贈呈の予定
◆「ベスト100」に選ばれた方への認定証と図書カード、「準ベスト50」に選ばれた方への認定証
◆「ベスト100」作品全てと「準ベスト50」入賞者名を掲載した「小中展新聞」(出品者数分)
◆11月18日(金)読売新聞大阪本社版・夕刊の抜き刷り(出品者数分)

第54回教養講座【会員限定】(2023年2月)ご案内

「前2・3世紀における書体の変遷 -隷書の発生とその定型化-」
跡見学園女子大学文学部教授
横田 恭三 先生

日本書芸院定時総会の開催日に合わせて、教養講座を開催します。
今回は、中国書道史(書法史)がご専門の横田 恭三先生にお話しいただきます。
この講座は、日本書芸院の会員限定です。
満席になり次第締め切りますので、お早目にお申し込みください。

※写真は前回の会場風景です

日時

令和5年2月26日(日)日本書芸院定時総会開催日
受付 10:30より
開講    11:00(12:30終了予定)

会場

リーガロイヤルホテル 3階 ロイヤルホール
大阪市北区中之島5-3-68
TEL06-6448-1121
交通案内等はリーガロイヤルホテル ホームページ

対象

日本書芸院会員

参加費

無料

■お申し込み方法■

会員限定
先着300名
(感染症の状況により変更する場合がございます)
満席になり次第締め切ります。結果はお申し込み受付後10日以内に郵送にてご連絡します。

お申し込みは「お問い合わせフォーム」からお願いいたします。
[お問い合わせ内容]の欄に「2月・教養講座」と明記し、姓号・フリガナ・会派名・資格・住所・電話番号をご記入のうえ、送信してください。

メール、FAX、ハガキによるお申し込みも受け付けています。詳しくは会報188号(令和4年11月号)をご覧ください。

お願い
新型コロナウイルス感染症の拡大状況により実施内容を変更する場合があります。
当サイトでご案内いたしますので、ご来場の際は最新情報をご確認ください。

会報188号(令和4年11月号)発行

特報
◆尾崎邑鵬展
◆榎倉香邨先生お別れの会
◆—  京ノ共演  —  陶 永樂而全・書 真神巍堂 展
◆第77回 日本書芸院展(役員展)出品要項・案内 出品票同封
◆第76回 日本書芸院展 記念講演会

ご報告
〇第27回 全日本高校・大学生書道展
〇令和4年9月理事会
〇新役職者及び新資格者
〇書道国会議員連盟総会
〇第38回 読売書法展受賞者

ご案内
〇自然災害等で被災された会員の皆様へ 会費免除及び見舞金支給のお知らせ
〇令和5年度 定時総会案内
〇第54回 日本書芸院教養講座案内
〇第77回 日本書芸院展記念講演会案内     
〇第77回 日本書芸院第一審査会(一科審査会員・二科審査会員)出品規定 出品票同封
〇第77回 日本書芸院第二審査会(無鑑査会員・一科会員・二科会員・公募)出品規定 出品票同封(公募の出品票はこちらからご請求ください)
〇作品写真・絵はがき販売 第76回 日本書芸院(役員展・三月審査会)
〇「日本の書道文化」をユネスコ無形文化遺産に
〇日本書芸院褒賞規定及び申請書
〇展覧会情報の広報について

ほかにも全国シルバー書道展や免許交付規定などを掲載しています。

第76回 日本書芸院展 記念講演会 開催

「美の宝庫からの発信  -書画に託された思い-」
東京国立博物館副館長
富田 淳 先生

日時 令和4年4月27日(水)
会場 大阪国際会議場
   10階 会議室1001~1003
対象 会員及び一般(事前申し込み者のみ)

 毎年、日本書芸院展開催初日に行われる記念講演会。新型コロナウイルス感染症の影響で昨年は中止となりましたが、今年は東京国立博物館副館長の富田淳先生をお招きして開催することができました。感染症対策のため例年より席数を減らし、400席での実施となりました。

日本書芸院展オープニングセレモニー

 開講に先立って行われた日本書芸院展のオープニングセレモニーの後、馬場尚子アナウンサーを司会に、まずは教養部担当の中村伸夫・副理事長による開会挨拶がありました。
 続いて、富田淳先生によるご講演が始まりました。様々な画像を用いたお話で、参加者たちは集中して聞き入りました。

 1時間以上にわたるご講演はあっという間に過ぎ、最後に教養部長の尾西正成・常務理事の閉会の挨拶で終了しました。

 なお、この講演会の模様は日本書芸院の会報188号に掲載しています。

富田 淳 先生