会報194号(令和6年11月号)発刊

特報
◆黒田賢一先生 文化功労者顕彰記念祝賀会
◆EXPO2025 未来へつなぐ日本の書~空・海・時を超えて~

ご報告
〇第78回 日本書芸院展 記念講演会
〇第29回 全日本高校・大学生書道展
〇令和6年8月・9月理事会
(新役職者及び新資格者、役員・役職者一覧、令和7年日程表、実務機構)
〇「日本の書道文化」をユネスコ無形文化遺産に
〇第40回 読売書法展受賞者

ご案内

〇第79回 日本書芸院展(役員展) 出品要項・案内 ※出品票は本会報に同封
〇令和7年度 定時総会案内
〇2025年 特別記念講演会・記念揮毫会案内
〇第79回 日本書芸委員三月審査会出品規定 ※出品票は本会報に同封
〇第74回全国小・中学生作文コンクールの募集案内(読売新聞社主催)
〇全国シルバー書道展
〇広報紙「書くよろこび」無料配布について
〇自然災害等で被災された会員の皆様へ会費免除及び見舞金支給について

ほかにも免許交付規定や、DVDの販売など各種ご案内等を掲載しています。

第56回 教養講座【会員限定】(2024年2月)ご案内

「戦後日本の書を考える」
大東文化大学教授・成田山書道美術館非常勤学芸員
髙橋 利郎 先生

日本書芸院定時総会の開催日に合わせて、教養講座を開催します。
今回は、大東文化大学教授・成田山書道美術館非常勤講師の髙橋利郎先生にお話しいただきます。
この講座は、日本書芸院の会員限定です。
満席になり次第締め切りますので、お早目にお申し込みください。

※写真は前回の会場風景です

日時

令和7年2月23日(日)日本書芸院定時総会開催日
受付 10:30より
開講    11:00(12:30終了予定)

会場

リーガロイヤルホテル 3階 ロイヤルホール
大阪市北区中之島5-3-68
TEL06-6448-1121
交通案内等はリーガロイヤルホテル ホームページ

対象

日本書芸院会員

参加費

無料

■お申し込み方法■

会員限定
先着600名 令和7年2月17日(水)必着
満席になり次第締め切ります。結果はお申し込み受付後10日以内に郵送にてご連絡します。

お申し込みは「お問い合わせフォーム」からお願いいたします。
[お問い合わせ内容]の欄に「2月・教養講座」と明記し、姓号・フリガナ・会派名・資格・住所・電話番号をご記入のうえ、送信してください。

メール、FAX、ハガキによるお申し込みも受け付けています。詳しくは会報194号(令和6年11月号)をご覧ください。

※講師の都合等により、時間並びにその他若干の変更がある場合がありますので、予めご了承ください。

第79回三月審査会 ご案内(2025年2月3日〆切)

 年に一度、3月に行われるこの審査会は、全ての会員に昇格の道が開かれ、毎年多くの作品が出品されます。
 また、一般(会員外)の方も「公募」としてご出品いただき、審査の結果「二科会員推薦賞」を受賞すれば、必要な入会手続きを経て日本書芸院の会員になることが可能です。 
 下記資料をよくお読みになってご出品をお願いします。第79回となる今回も多数の出品を期待しています。

三月審査会 出品要項PDF
会員の出品票は会報194号(令和6年11月号)に同封しています。

公募の資料請求はこちら
公募の出品資料はこちらからご請求ください。郵送いたします。(送料無料)

※写真は前回の審査風景です。

第11回日展 内閣総理大臣賞に田中徹夫 常務理事

 10月31日(木)、公益社団法人日展は第11回日展の大臣賞・東京都知事賞・会員賞を発表し、当院から田中徹夫常務理事が内閣総理大臣賞に選ばれました。
 第11回日展は、11月1日(金)から11月24日(日)(午前10時~午後6時)まで国立新美術館(東京都港区六本木)で開催されます。閉会後は、京都、名古屋、神戸、富山を巡回予定です。

詳しくは日展ホームページへ
https://nitten.or.jp/

 

第38回 兵庫展(2025年10月) 予告

会期

令和7年10月25日(土)~26日(日)

会場

兵庫県立美術館王子分館    会場地図はこちら。
原田の森ギャラリー2階大展示室
神戸市灘区原田通3-8-30
電話078-801-1591

問合せ

〒651-0085 
神戸市中央区八幡通4-2-9 フラワーロードビル602号
兵庫県書作家協会  係
電話078-261-9401

概要

高齢者の人々のために開かれた「全国シルバー書道展」を開催し、もってさらなる生き甲斐、美的感性の充実を目指すものとする。
◎半切以下の作品を軸装にし、展示します。
◎65歳以上の男女。

第11回 日展 特選・入選者発表

特選は当院から5名受賞

 10月21日(月)、公益社団法人日展は第11回日展 書部門の特選・入選者を発表しました。書部門の出品点数は8662点と昨年より160点減少しました。特選10点を含む入選が1114点(新入選163点)と今回も極めて厳しい狭き門となりました。なお、特選受賞10名のうち5名は、当院会員が占める喜ばしい結果でした。

特選(当院会員のみ50音順)
  井上 邦子 小野 玲華 雲山 一弦 谷口 成孝 平樂 大龕

 第11回日展は、11月1日(金)から11月24日(日)(午前10時~午後6時)まで国立新美術館(東京都港区六本木)で開催されます。閉会後は、京都、名古屋、神戸、富山を巡回予定です。

特選の授賞理由や巡回日程など詳しくは日展ホームページへ
https://nitten.or.jp/

第36回 奈良展(2024年9月) 事業報告

開催名
第36回 奈良展
開催期間
令和6年9月4日(水)~8日(日)
会場
奈良市美術館
出品点数
280点
最高年齢
男性94歳 女性95歳
入場者数
423名

事業概要
 高齢化社会の中で、伝統文化である「書道」にさらなる生き甲斐を求め、書の研鑽に励んでおられるシルバー世代の方々のための開かれた発表の場として、開催しています。第36回展は昨年度に引き続き、「奈良市美術館」で5日間開催されました。
【出品資格】
■奈良県在住で令和6年9月現在、65歳以上の方
【作品規定】
■書作品(漢字・仮名・漢字仮名交じり・篆刻)
■規定サイズ
(半切・半切1/2・半紙半懐紙のすべて縦作品のみ)
■一人1点のみ


事業の感想
 会期初日の9月4日(水)に訪問させていただきました。奈良県立美術館が改修工事のため、シルバー書道展は昨年に引き続き、ミ・ラーナ5階にある奈良市美術館での開催となりました。会場は280点もの作品がゆったりと鑑賞しやすく、また照明にも十分配慮・工夫した陳列がされていました。作品は、漢字、仮名、調和体、篆刻の各分野にわたり、半切に一行書、二行書で練度高く揮毫したものが多く観られました。その中でも最高齢(95歳)の方の作品は、とても力強くて迫力があり、魅了されました。また、半切1/2以下の作品にも工夫と練習の跡が窺われ、本展に向けて頑張ってくださる姿が目に浮かぶようでした。
  作品の鑑賞にご来場された方からは「毎年、本展への出品を楽しみにしている」という声を聴くことができ、こうした発表の機会がさらに充実・発展することを願っております。
(文能霞峰 福祉生涯学習部委員)

第38回 岡山展(2025年9月)予告

会期

令和7年9月16日(火)~21日(日)

会場

岡山県天神山文化プラザ 第1展示室    会場地図はこちら。
岡山市北区天神町8-54
電話086-226-5005

問合せ

三宅鏡華 電話090-4650-7268

概要

1.令和7年に、65歳以上の方
2.岡山県内に在住の筆墨を友とするシルバー世代の方
3.審査を受ける公募展に出品したことのない書道愛好者
4.シルバー展出品者の中学生以下のお孫さん、ひ孫さんの作品
以上を対象として作品募集いたします。

第37回 岡山展(2024年9月)事業報告

開催名
第37回 岡山展
開催期間
令和6年9月17日(火)~22日(日)
会場
岡山県天神山文化プラザ 第1展示室
出品点数
360点
最高年齢
男性 97歳 女性 101歳
入場者
896名


事業概要
 搬入展示・会場当番・作品解説ギャラリートーク・撤収搬出、全てコロナ禍前の平常のかたちに戻して開催しました。昨年に比べ出品者・入場者数ともに増加し、最高年齢出品者は101歳の女性でした。
 会期中は出品者とそのご家族や、老健施設から連れだってお見えの出品者と介護福祉士の方などが大勢来場され、毎日活気に溢れていました。なかでもご家族五世代(100歳の出品者ご本人、娘様、お孫様、ひ孫様、玄孫(やしゃご)様)でのご来場があり、広い会場内を湧かせていました。ただ本展は出品者がシルバー高齢者であることもあり、来場観覧者は午前中に多く集中し、15時以降は閑散としていました。
 今年度のシルバー岡山展が盛会裏に、また無事に終わり実行役員一同安堵しておりますと共に、ご協力戴いた関係各位・各種団体の皆様に深く感謝申し上げます。
 令和7年第38回展は諸材料、郵便料金等の大幅値上がりなど、課題はたくさんありますが、引き続きご協力の程よろしくお願いいたします。

事業の感想
 秋のお彼岸の入りとはいえ例年にない猛暑の中、9月20日(金)に訪問させていただきました。
 総出品者数も360点に達し、新型コロナウイルスで減少していた分も、昨年より徐々に回復しているようです。
  最高齢者の女性は101歳、男性は97歳となり、シルバー展にふさわしいご長寿の方でした。また、孫・ひ孫の書を一緒にされているコーナーでは、多くの観覧者の方々の笑顔があふれ、最高齢者の女性のお孫さんが祖母の作品の前で記念撮影をされていました。
 岡山展は展示期間が6日と長く、お世話をされている方、解説される先生方のご苦労に感謝します。
(常務理事 野田正行 福祉生涯学習部部長)



(会場内の様子)

 

 

 

 

 



(最高齢者の方に贈られた奨励賞)

シルバー岡山新聞_rotatedのサムネイル
(山陽新聞に掲載された記事)