第30回全日本高校・大学生書道展 作品募集(2025年6月15日〆切)

この展覧会は、世界に誇る優れた伝統文化「書」の発展と、次代を担う若者の育成のため平成8年(1996年)に創設。
学生対象の公募展として最高水準を誇る本展には毎年多くの作品がよせられ、優れた作品を選出し、陳列、表彰しています。
第30回展となる今回も多数の出品をお待ちしています。

資料をよくお読みになってご出品をお願いします。
出品票ほか必要資料はすべて下記よりダウンロードできます。
・白色A4用紙に黒で印刷して使用してください。
・出品票などの様式を改変しないでください。
・出品票ほか必要資料の郵送をご希望の際はこちらからお申し付けください。

作品募集要項PDF
出品票PDFExcel
受付台帳PDFExcel
集計表PDFExcel
複数部門出品者申請用紙PDFExcel*複数部門出品者が20名以上の場合のみご提出ください

第20回全日本小学生・中学生書道紙上展 作品募集(2025年8月20日〆切)

この展覧会は、小学生・中学生の書写書道の技術向上を図り、書道を通してより豊かな人間形成に役立てることを目的とした新聞紙上での展覧会です。
平成18年夏、日本書芸院の創立60周年を記念して第1回展を開催。毎年全国から多数の作品が出品され、各学年の成績優秀作品「ベスト100」「準ベスト50」を選出しています。
第20回展も小学1年生から中学3年生まで多数の出品をお待ちしています。

出品券ほか必要資料は下記よりダウンロードできます。
・白色A4用紙に黒で印刷して使用してください。
・出品券などの様式を改変しないでください。
・出品券ほか必要資料の郵送をご希望の際はこちらからお申し付けください。

作品募集要項 PDF
出品券(小学生用)PDF(中学生用)PDF
出品者受付名簿(小学生用)PDF(中学生用) PDF
集計表 PDF
ご出品の際によくある間違い

第79回 三月審査会 結果発表(2025年3月)

審査日時・会場

令和7年3月14日(金)15日(土)
OMMビル2階 展示ホールA・B・C(大阪市中央区)

審査作品

一科審査会員作品
二科審査会員作品
無鑑査会員作品
一科会員作品
二科会員作品
公募作品

出品内訳・審査結果

漢字審査

出品総数5,154点

一科審査会員 出品1,389点/史邑賞82点
部門別内訳(出品数/入賞数)
漢字(777/43)
かな(587/38)
篆刻(25/1)
一科審査会員「史邑賞」入賞者一覧はこちら

二科審査会員 出品1,335点/大賞205点/準大賞206点
部門別内訳(出品数/大賞入賞数/準大賞入賞数)
漢字(746/112/112)
かな(552/87/88)
篆刻(37/6/6)
二科審査会員「大賞」入賞者一覧はこちら
二科審査会員「準大賞」入賞者一覧はこちら

かな審査

無鑑査会員 出品894点/特別賞233点/準特別賞233点
部門別内訳(出品数/特別賞入賞数/準特別賞入賞数)
漢字(458/117/117)
かな(412/110/110)
篆刻(24/6/6)
無鑑査会員「特別賞」入賞者一覧はこちら
無鑑査会員「準特別賞」入賞者一覧はこちら

一科会員 出品689点/特選429点
部門別内訳(出品数/入賞数)
漢字(360/219)
かな(313/200)
篆刻(16/10)
一科会員「特選」入賞者一覧はこちら

篆刻審査

二科会員 出品429点/一科会員推薦賞266点
部門別内訳(出品数/入賞数)
漢字(232/142)
かな(190/120)
篆刻(7/4)
二科会員「一科会員推薦賞」入賞者一覧はこちら

公募 出品418点/二科会員推薦賞302点
部門別内訳(出品数/入賞数)
漢字(225/159)
かな(175/130)
篆刻(18/13)
公募「二科会員推薦賞」入賞者一覧はこちら

審査員総会
審査員総会(土橋靖子理事長)

第38回 京都展(2025年2月) 予告

会期

令和7年2月28日(金)~3月2日(日)

会場

京都文化博物館 5階全室  会場地図はこちら。
京都市中央区高倉通三条上ル東片町623-1
電話 075-222-0888

問合せ

全国シルバー書道展(京都展)事務局
〒604-8691 京都市中央区烏丸通二条下ル
       ヒロセビル4階「暁」編集室内
電話 075-222-2060

概要

 毎年恒例となりました全国シルバー書道展(京都展)は、京都の中心に位置する京都文化博物館にて開催予定です。書を愛する満65歳以上の方の発表の場として作品を募集します。

第20回 手書き文字ばんざい!開催

第20回「手書き文字ばんざい!」
文字・活字文化の日記念イベント

日時
令和6年10月26日(土)午後1時~4時まで
会場
大阪マーチャンダイズマートビル(OMMビル)2階Cホール
対象
幼児から大人まで(小学生以下は保護者同伴・参加無料・要事前申込)
主催
公益社団法人日本書芸院 読売新聞社
後援
文部科学省 読売テレビ 大阪府教育委員会 大阪市教育委員会
協賛
㈱あかしや ㈱呉竹 ㈱サクラクレパス ゼブラ㈱ ㈱トンボ鉛筆 ぺんてる㈱ ㈱墨運堂(50音順)

 平成17年に、「文字・活字文化振興法」が成立し、10月27日が「文字・活字文化の日」に制定されたことを記念して始まり、例年大きな反響をいただいているこのイベント。今年は231名の方々が参加してくださいました

 まずは、子安尊喜・日本書芸院一科会員(第78回日本書芸院展魁星作家)の大作揮毫で幕をあけました。参加者が一斉に注目する中、アニメ「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎の名セリフ「心を燃やせ」が書きあげられ、会場は大きな拍手が湧き起こりました。揮毫後、子安先生はインタビューで「揮毫をしていると、みなさんの熱い思いが伝わってきて、この字に気持ちが宿ったと思います。」とお話されました。

 続いて、米原伸美・読売新聞大阪本社執行役員事業局長と担当の山本悠雲・日本書芸院副理事長から挨拶がありました。

《今回のテーマは「いのち 育む 未来へ」》
 主催者幹部の挨拶の後は、恒例の色紙作品の揮毫です。
 今回のテーマに沿った『いのち』『輝』『愛』などの字を楷書や篆書、仮名など、様々な書体で書き上げました。みんなで楽しく筆で文字を書き、何度も練習を重ねた中から清書の作品を一点選び、担当の先生方に印を押してもらいました。作品は、その場で特設パネルに展示しました。

 

 

 今回のもう1つの主題は、「金蒔絵風のお皿の作成」です。定着液をつけた筆で、心に思い浮かぶ文字や言葉、絵などを自由に書き、担当の先生方に金粉を振りかけてもらいました。

 

 続いて、第19回全日本小学生・中学生書道紙上展および第29回全日本高校・大学生書道展優秀者による席上揮毫が行われました。小学1年生から中学3年生までの9名と、高校生2名、大学生2名の計13名は大勢に見守られるなか、集中して一字一字丁寧に、見事に書き上げ、参加者の盛大な拍手に包まれました。これらの作品も会場内の大きなパネルに展示されました。

席上揮毫者
溜渕 浩ノ介
神戸市立霞ヶ丘小学校1年
生田 結子
洲本市立洲本第三小学校2年
湯浅 里映
岡山市立吉備小学校3年
伊藤 千怜
福井市木田小学校4年
畑中 美春
大阪狭山市立東小学校5年
橋本 彩花
井原市立西江原小学校6年
片山 沙彩
宗像市立城山中学校1年
芦塚 伊織
東大阪市立長栄中学校2年
西川 日菜里
帝塚山学院中学校3年
赤木 進次郎
明誠学院高等学校3年
溝口 結希音
奈良県立桜井高等学校3年
新垣 祐樹
四国大学4年
中村 祥子
神戸薬科大学4年

 楽しい時間もあっという間に過ぎ、最後に担当部長の木村通子・日本書芸院常務理事の閉会の挨拶で終了しました。
 なお、このイベントの模様は、11月19日(火)に読売新聞夕刊紙上に掲載されました。

 

 

~文字・活字文化振興法~
国民が本や新聞など活字に親しみやすい環境の整備を図ることを目的とする文字・活字文化振興法が、平成17年7月22日の参院本会議で、可決・成立。
文字・活字文化振興への理解を深めるため、読売週間初日の10月27日を「文字・活字文化の日」と制定した。

大作揮毫「心を燃やせ」
米原伸美
読売新聞大阪本社執行役員事業局長
山本悠雲 日本書芸院副理事長
木村通子 日本書芸院常務理事

 

 

 

 

 

 

 

 

第38回 広島展(2026年1月) 予告

会期

令和8年1月10日(土)~1月11日(日)

会場

広島県民文化センター  会場地図はこちら
広島市中区大手町1丁目5-3
電話 082-245-2311

問合せ

事務局担当 新居新月
電話 082-874-0908

概要

生涯学習時代を迎えて、伝統文化である「書道」に更なる生きがい、練磨を求めて、日々「書」に親しまれているシルバー世代の人々のために、発表の場として、「全国シルバー書道展・広島展」を開催し、作品を展示する。

第37回 広島展(2025年1月) 事業報告

開催名
第37回 広島展
開催期間
令和7年1月11日(土)~12日(日)
会場
広島県民文化センター
出品点数
756点
最高年齢
男性97歳 女性101歳
入場者数
1259名

事業概要
高齢者の生きがいづくり、発表の場の提供などを目的とした、37回広島展は、出品数756点、その内「親と子」「祖父母と孫」などでの家族展に80点の出品がありました。
又、受付横に設えた「街なか書道体験コーナー」にも”みんなで楽しく”と参加者が集い、会期中、会場は家族や仲間達とで賑わいました。

 

 

 

 


事業の感想
 日本国中が冷蔵庫に入った様な真冬の寒さの1月11日(土)に訪問しました。
 展示会場は、恒例となっている広島県民文化センター地下展示場の3室を使用し、上下2段に美しく展示されており、書に親しまれてきたことを思わせる練度の高い、充実した作品が数多く出展されていました。
 総出展数は756点と昨年より183点増加し、「親子展」の作品も80点、また仮名作品では表具に凝ったものなども見られとても多彩です。
 当日は天候にも恵まれ、午前中からたくさんの方が会場に訪れてこられました。
 出品者最高年齢101歳の作品は、力強く迫力がありとても魅了されました。
 「親子展」の作品では、2歳のお孫さんが筆で書いた形がぞうさんに見えたことから、おばあちゃんが「ぞうさん」の歌をしたためたものです。
 他にも夏休みにお孫さんが半紙に書いた作品と、祖父母の作品を合わせたもの、またご夫婦合作の作品などなど、家族の記録として微笑ましい作品が並び、ご家族連れで記念写真を撮られている様子が窺われました。
 中央ロビーに設えられた「街なか書道体験」コーナーには、たまたま訪れたと云う大学生3人が般若心経を書き始めました。
 「細い線がやばい」と一生懸命、すると書いている姿に引き寄せられて、周りの方々が声を掛けます「若いのにええがぁに書きょうるじゃないね」「ほんまよ、たいしたもんじゃ集中しとるのぉ」と周りに励まされて「ここまで書いたら最後まで頑張ろう!」と3人が各々時間をかけて最後まで書き上げて行きました。
 午後からも会場には切れ目なく来場者が訪れ、2日間の合計で1,259人を数え、「街なか書道体験」は約70人の参加者があったとのこと。
 極寒の中、ご高覧頂きました多くの方々に厚く御礼申し上げますと共に、広島シルバー展を企画・運営してくださったスタッフの方々に感謝申し上げます。
(福祉生涯学習部委員 岡西克典)

最高年齢の方の作品
2歳の絵とぞうさんの歌
多彩な仮名作品
親子展を見に来られた方々
大学生に声を掛けるお年寄り
大学生に声を掛けるお年寄り