第38回 京都展(2025年2月) 予告

会期

令和7年2月28日(金)~3月2日(日)

会場

京都文化博物館 5階全室  会場地図はこちら。
京都市中央区高倉通三条上ル東片町623-1
電話 075-222-0888

問合せ

全国シルバー書道展(京都展)事務局
〒604-8691 京都市中央区烏丸通二条下ル
       ヒロセビル4階「暁」編集室内
電話 075-222-2060

概要

 毎年恒例となりました全国シルバー書道展(京都展)は、京都の中心に位置する京都文化博物館にて開催予定です。書を愛する満65歳以上の方の発表の場として作品を募集します。

第20回 手書き文字ばんざい!開催

第20回「手書き文字ばんざい!」
文字・活字文化の日記念イベント

日時
令和6年10月26日(土)午後1時~4時まで
会場
大阪マーチャンダイズマートビル(OMMビル)2階Cホール
対象
幼児から大人まで(小学生以下は保護者同伴・参加無料・要事前申込)
主催
公益社団法人日本書芸院 読売新聞社
後援
文部科学省 読売テレビ 大阪府教育委員会 大阪市教育委員会
協賛
㈱あかしや ㈱呉竹 ㈱サクラクレパス ゼブラ㈱ ㈱トンボ鉛筆 ぺんてる㈱ ㈱墨運堂(50音順)

 平成17年に、「文字・活字文化振興法」が成立し、10月27日が「文字・活字文化の日」に制定されたことを記念して始まり、例年大きな反響をいただいているこのイベント。今年は231名の方々が参加してくださいました

 まずは、子安尊喜・日本書芸院一科会員(第78回日本書芸院展魁星作家)の大作揮毫で幕をあけました。参加者が一斉に注目する中、アニメ「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎の名セリフ「心を燃やせ」が書きあげられ、会場は大きな拍手が湧き起こりました。揮毫後、子安先生はインタビューで「揮毫をしていると、みなさんの熱い思いが伝わってきて、この字に気持ちが宿ったと思います。」とお話されました。

 続いて、米原伸美・読売新聞大阪本社執行役員事業局長と担当の山本悠雲・日本書芸院副理事長から挨拶がありました。

《今回のテーマは「いのち 育む 未来へ」》
 主催者幹部の挨拶の後は、恒例の色紙作品の揮毫です。
 今回のテーマに沿った『いのち』『輝』『愛』などの字を楷書や篆書、仮名など、様々な書体で書き上げました。みんなで楽しく筆で文字を書き、何度も練習を重ねた中から清書の作品を一点選び、担当の先生方に印を押してもらいました。作品は、その場で特設パネルに展示しました。

 

 

 今回のもう1つの主題は、「金蒔絵風のお皿の作成」です。定着液をつけた筆で、心に思い浮かぶ文字や言葉、絵などを自由に書き、担当の先生方に金粉を振りかけてもらいました。

 

 続いて、第19回全日本小学生・中学生書道紙上展および第29回全日本高校・大学生書道展優秀者による席上揮毫が行われました。小学1年生から中学3年生までの9名と、高校生2名、大学生2名の計13名は大勢に見守られるなか、集中して一字一字丁寧に、見事に書き上げ、参加者の盛大な拍手に包まれました。これらの作品も会場内の大きなパネルに展示されました。

席上揮毫者
溜渕 浩ノ介
神戸市立霞ヶ丘小学校1年
生田 結子
洲本市立洲本第三小学校2年
湯浅 里映
岡山市立吉備小学校3年
伊藤 千怜
福井市木田小学校4年
畑中 美春
大阪狭山市立東小学校5年
橋本 彩花
井原市立西江原小学校6年
片山 沙彩
宗像市立城山中学校1年
芦塚 伊織
東大阪市立長栄中学校2年
西川 日菜里
帝塚山学院中学校3年
赤木 進次郎
明誠学院高等学校3年
溝口 結希音
奈良県立桜井高等学校3年
新垣 祐樹
四国大学4年
中村 祥子
神戸薬科大学4年

 楽しい時間もあっという間に過ぎ、最後に担当部長の木村通子・日本書芸院常務理事の閉会の挨拶で終了しました。
 なお、このイベントの模様は、11月19日(火)に読売新聞夕刊紙上に掲載されました。

 

 

~文字・活字文化振興法~
国民が本や新聞など活字に親しみやすい環境の整備を図ることを目的とする文字・活字文化振興法が、平成17年7月22日の参院本会議で、可決・成立。
文字・活字文化振興への理解を深めるため、読売週間初日の10月27日を「文字・活字文化の日」と制定した。

大作揮毫「心を燃やせ」
米原伸美
読売新聞大阪本社執行役員事業局長
山本悠雲 日本書芸院副理事長
木村通子 日本書芸院常務理事

 

 

 

 

 

 

 

 

第38回 広島展(2026年1月) 予告

会期

令和8年1月10日(土)~1月11日(日)

会場

広島県民文化センター  会場地図はこちら
広島市中区大手町1丁目5-3
電話 082-245-2311

問合せ

事務局担当 新居新月
電話 082-874-0908

概要

生涯学習時代を迎えて、伝統文化である「書道」に更なる生きがい、練磨を求めて、日々「書」に親しまれているシルバー世代の人々のために、発表の場として、「全国シルバー書道展・広島展」を開催し、作品を展示する。

第37回 広島展(2025年1月) 事業報告

開催名
第37回 広島展
開催期間
令和7年1月11日(土)~12日(日)
会場
広島県民文化センター
出品点数
756点
最高年齢
男性97歳 女性101歳
入場者数
1259名

事業概要
高齢者の生きがいづくり、発表の場の提供などを目的とした、37回広島展は、出品数756点、その内「親と子」「祖父母と孫」などでの家族展に80点の出品がありました。
又、受付横に設えた「街なか書道体験コーナー」にも”みんなで楽しく”と参加者が集い、会期中、会場は家族や仲間達とで賑わいました。

 

 

 

 


事業の感想
 日本国中が冷蔵庫に入った様な真冬の寒さの1月11日(土)に訪問しました。
 展示会場は、恒例となっている広島県民文化センター地下展示場の3室を使用し、上下2段に美しく展示されており、書に親しまれてきたことを思わせる練度の高い、充実した作品が数多く出展されていました。
 総出展数は756点と昨年より183点増加し、「親子展」の作品も80点、また仮名作品では表具に凝ったものなども見られとても多彩です。
 当日は天候にも恵まれ、午前中からたくさんの方が会場に訪れてこられました。
 出品者最高年齢101歳の作品は、力強く迫力がありとても魅了されました。
 「親子展」の作品では、2歳のお孫さんが筆で書いた形がぞうさんに見えたことから、おばあちゃんが「ぞうさん」の歌をしたためたものです。
 他にも夏休みにお孫さんが半紙に書いた作品と、祖父母の作品を合わせたもの、またご夫婦合作の作品などなど、家族の記録として微笑ましい作品が並び、ご家族連れで記念写真を撮られている様子が窺われました。
 中央ロビーに設えられた「街なか書道体験」コーナーには、たまたま訪れたと云う大学生3人が般若心経を書き始めました。
 「細い線がやばい」と一生懸命、すると書いている姿に引き寄せられて、周りの方々が声を掛けます「若いのにええがぁに書きょうるじゃないね」「ほんまよ、たいしたもんじゃ集中しとるのぉ」と周りに励まされて「ここまで書いたら最後まで頑張ろう!」と3人が各々時間をかけて最後まで書き上げて行きました。
 午後からも会場には切れ目なく来場者が訪れ、2日間の合計で1,259人を数え、「街なか書道体験」は約70人の参加者があったとのこと。
 極寒の中、ご高覧頂きました多くの方々に厚く御礼申し上げますと共に、広島シルバー展を企画・運営してくださったスタッフの方々に感謝申し上げます。
(福祉生涯学習部委員 岡西克典)

最高年齢の方の作品
2歳の絵とぞうさんの歌
多彩な仮名作品
親子展を見に来られた方々
大学生に声を掛けるお年寄り
大学生に声を掛けるお年寄り

 

 

「未来へつなぐ日本の書」対話型鑑賞会・ワークショップ開催のご案内(2025年5月)

2025年5月7日(水)~11日(日)に大阪・関西万博で開催される「未来へつなぐ日本の書 ~空・海・時を超えて~」の会期中に対話型鑑賞会とワークショップを開催いたします。一般の方のご参加も大歓迎です。
各イベントにそれぞれ定員がございますので、ご参加ご希望の方はお早めにお申込みください。満員になり次第、申し込みを締め切ります。
※参加費は無料ですが、「2025年大阪・関西万博入場チケット」が必要となりますので、各自でご用意ください。


■対話型鑑賞会

日本書芸院の書家2名が、一緒に対話をしながら陳列作品を鑑賞して廻ります。1回5~10名程度、30~40分。

■開催日時
令和7年5月  7日(水)
令和7年5月  8日(木)
令和7年5月  9日(金)
令和7年5月10日(土)
*いずれも15時から開催

■申込方法
お申込みは「お問合せフォーム」からお願いいたします。
[お問合せ内容]の欄に「万博・対話型鑑賞会」と明記し、以下の内容をご記入のうえ、送信してください。
・参加ご希望日
・参加人数(最大3名まで)
・代表者様のお名前(ふりがな)
・郵便番号
・住所
・電話番号
*応募者多数の場合は、先着順となります。

■参加費
無料
*ご参加される方は各自で「2025年大阪・関西万博入場チケット」をご用意ください。

■ワークショップ

うちわ、タンブラー、絵馬、お皿などに文字を書き、書道の楽しさを体験する場を提供します。各回30名程度、30分程度。
開催日時・内容は以下の通りです。

■うちわ・タンブラー作り
令和7年5月  7日(水)10:30~ 13:00~ 
令和7年5月  8日(木)10:00~ 13:00~
令和7年5月  9日(金)10:00~ 13:00~
令和7年5月10日(土)10:00~ 13:00~
令和7年5月11日(日)10:00~ 13:00~

■絵馬・金蒔絵風丸盆・桜小皿・黒塗りストラップ
令和7年5月   7日(水)16:00~
令和7年5月   8日(木)16:00~
令和7年5月   9日(金)16:00~
令和7年5月 10日(土)16:00~

■申込方法
お申込みは「お問合せフォーム」からお願いいたします。
[お問合せ内容]の欄に「万博・ワークショップ」と明記し、以下の内容をご記入のうえ、送信してください。
・参加ご希望日時
・参加人数(最大6人まで)
・代表者様のお名前(ふりがな)
・郵便番号
・住所
・電話番号
*応募者多数の場合は、先着順となります。

■参加費
無料
*ご参加される方は各自で「2025年大阪・関西万博入場チケット」をご用意ください。

お願い

 実施内容を変更する場合がございます。ご来場の際は当サイトや「未来へつなぐ日本の書」公式ホームページで最新情報をご確認ください。

第79回日本書芸院展(2025年4月)のご案内

本展は文化勲章受章者や文化功労者、日本藝術院会員をはじめ、書道界の第一線で活躍中の日本書芸院役員・役職者が「伝統と創意」の理念のもとに作品を発表するもので、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)3階の広大なスペースに並ぶ大作は毎年好評をいただいています。
「魁星作家コーナー」では、日本書芸院の50歳以下の会員からオーディションにより10名が選抜されました。今後の活躍が大いに期待される若手実力家たちの渾身の作品をお楽しみください。
ほかにも会場では、出品者によるギャラリートークや列品解説会、作品集・絵はがき・作品写真の販売も行います。
是非ご覧ください。

会期

令和7年4月23日(水)~4月27日(日) 10:00~17:00(入場は16:30まで)

会場

大阪国際会議場(グランキューブ大阪) 3階 特設会場
大阪市北区中之島5-3-51 Tel. 06-4803-5555(代表)
交通案内等は大阪国際会議場ホームページ

主催

公益社団法人日本書芸院、読売新聞社

後援

大阪府、大阪市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、NHK大阪放送局、公益財団法人関西・大阪21世紀協会(申請中)

入場料

無料

物販

  • 作品集 1冊2,000円(税込)
  • 作品絵はがき 1枚100円(税込)
  • 作品写真Aサイズ(20×25㎝)1枚1,000円・Bサイズ(13×18㎝)1枚800円(税・送料込)※注文販売の為、お届けは展覧会終了後となります。
  • ほかにも日本書芸院が出版したDVDを会期中に会員価格で販売します。

■役員・役職者の作品展

最高顧問・名誉顧問・理事長・副理事長・顧問・董事・常務理事・理事・監事・参事・参与・評議員(役員・役職者約600名が出品予定)

■魁星作家コーナー出品者

気鋭の選抜作家が1人幅8m・高さ3.6mの壁面に古典に立脚した作品を出品し、日頃の研鑽の成果を発表します。
漢字5名
阿座上将、新井龍雲、伊藤江星、野田岳豊、宮迫嗣君
かな4名
比企百夏、藤田真由、前田鈴華、武藤博子
篆刻1名
井後雅堂 ※篆刻は3×6尺の2ケースを使用

■ギャラリートーク

幹部役員によるギャラリートークを開催します。
4月24日(木) 11:00~
川上鳴石(かな)、佐井麗雪(漢字)、森上光月(かな)
4月25日(金) 11:00~
中村史朗(漢字)、野田杏苑(かな)、古溝幽畦(篆刻)
4月27日(日) 11:00~
大田鵬雨(漢字)、中室舟水(かな)、松村博峰(漢字)
展覧会場内で開催、参加無料、申込は不要です。

■列品解説会

魁星作家による列品解説会を開催します。
4月24日(木) 13:00~
阿座上将(漢字)、伊藤江星(漢字)、藤田真由(かな)
4月25日(金) 13:00~
新井龍雲(漢字)、野田岳豊(漢字)、宮迫嗣君(漢字)
4月27日(日) 13:00~
井後雅堂(篆刻)、比企百夏(かな)、前田鈴華(かな)、武藤博子(かな)
展覧会場内で開催、参加無料、申込は不要です。

■2025年特別記念講演会・記念揮毫会

記念講演会
「夢をさがそう」 宮田亮平 先生
金工作家、文化功労者、日本藝術院会員、日展理事長、東京藝術大学名誉教授

記念揮毫会
【漢字】 髙木聖雨 先生
文化功労者、日本藝術院会員、日本書道文化協会副会長、公益財団法人全国書美術振興会理事長、謙慎会理事長

【仮名】 黒田賢一 先生
文化功労者、日本藝術院会員、日本書道文化協会副会長、公益社団法人日本書芸院最高顧問、正筆会会長

【漢字仮名交じり】 永守蒼穹 先生
日本藝術院賞受賞、日本書道文化協会常務理事、公益財団法人全国書美術振興会理事、日本詩文書作家協会副理事長

2025年日本国際博覧会「未来へつなぐ日本の書 ~空・海・時を超えて~」プレイベント兼「書道」のユネスコ無形文化遺産提案祝賀イベントとして、初日(23日・水曜日)に2025年特別記念講演会・記念揮毫会を開催します。一般参加大歓迎です。
先着順ですので、お早めにお申込みください。詳しくはこちら。

■学生特典

高・大学生(短期大学・専門学校含む)は学生証提示で作品集1冊とお好きな絵はがき10枚を進呈します。(先着1,000名様、お一人様1回限り)

お願い

今後、実施内容を変更する場合がございます。ご来場の際は当サイトで最新情報をご確認ください。


	

第39回 三重展(2025年12月) 予告

会期

令和7年12月17日(水)~12月20日(土)

会場

三重県文化会館(総合文化センター内) 2階 第2ギャラリー 会場地図はこちら。

問合せ

全国シルバー書道展(三重展)事務局 深見 鈴苑
〒513-0038 鈴鹿市十宮町572-3
電話 059-383-6007

概要

 高齢化社会の中で、東洋固有の優れた伝統文化である「書道」にさらなる生きがいを求め、書美の研鑽に励んでみえるシルバー世代の方々のために開かれた発表の場として、開催しています。
 また、それぞれのお孫さん世代を中心とした、小・中学生の方の作品も同時にたくさん展示することで、書写への興味を深めるとともに、シルバー世代とのふれあいが、それぞれにとって励みとなり、手書き文字の伝承・普及に大きな役割を果たしています。

第38回 三重展(2024年12月) 事業報告

開催名
第38回 三重展
開催期間
令和6年12月18日(水)~21日(土)
会場
三重県文化会館(総合文化センター内) 2階 第2ギャラリー
出品点数
シルバー書道展 143点
小・中展 190点
最高年齢
男性95歳 女性93歳
入場者数
407名

事業概要
 展示会場の「三重県文化会館」が改修工事に入るため、12月の開催となった第38回展。令和5年度の開催が、令和6年の2月であったため、令和6年に2回という開催となり、ややシルバー展の出品点数が減少しました。これにより、展示はいつもよりゆったりとなり、訪れていただいた方がひとつひとつの作品に足を止め、集中してゆっくりと鑑賞してみえる姿の多かった展覧会となりました。
 慌しく変わる日々の中、不安な気持ちを抱きながらも、積極的に物事に意欲的に取り組み、目標を持ち、それを見事に実現されてみえることは、すごいことだと思います。
 暮れも押し迫った中、たくさんの方が足を運んでくださいました。仲間の方やお友達と自分の作品の前で、楽しそうに制作の苦労ばなしや思ったことをにこやかに話してみえるお姿を見るたびに、この事業を続けていただいていることは、シルバーの方にとって生き甲斐であり、楽しい時間でもあり、本当に喜ばしいことです。
 シルバーの出品点数が減少する中、小・中学生の出品点数が前回に比べ70点近く多くなりました。見学にみえた中に『私は、出品していないのですが、書が好きだから、お母さんと一緒に見にきました。』と言って、会場を隈なく見て回ってみえる小学生の姿がありました。好きなことに真剣に取り組み、逞しく、生き生きとしている彼女が心に残りました。
 これからも日本書芸院のご支援をいただき、書に興味・関心を持ち、書きたい、みなさんに見てほしい、多くの人と楽しい時間を共有したい、と意欲を燃やすシルバーの方々の後押しと、小・中学生の書写の環境を整えて、書くよろこびや楽しさを感じてもらえるような場を、もっと作って行きたいと思います。


事業の感想
 開催初日の12月18日(水)に訪問させていただきました。会場はシルバー書道展と三重県小・中学生書道展が併催されており、広いスペースを生かし前者143点、後者190点の作品が鑑賞しやすく陳列されていました。
 作品は、漢字1文字や4,5文字を揮毫したものが数多く観られ、いずれも力強く運筆されたものばかりでした。男性の最高齢(95歳)の方の作品、並びに女性の最高齢(93歳)の方の作品は、ともに年齢を感じさせず堂々としており、とても魅力的でした。
 仮名、調和体、篆刻の各分野の作品も、半切に一行書、二行書で練度高く揮毫したものが数多く観られました。その中には、童謡の言葉を篆刻して1つの作品に仕上げるという独創的な作品もありました。また、半切1/2以下の作品にも工夫と練習の跡が窺われ、本展に向けて頑張ってくださる姿が目に浮かぶようでした。
 作品の鑑賞にご来場された方からは「毎年、本展への出品を楽しみにしている」という声を聴くことができ、こうした発表の機会がさらに充実・発展することを願っております。
(福祉生涯学習部委員 文能霞峰)

会報195号(令和7年1月号)発刊

特報
◆土橋靖子先生日本藝術院会員就任記念祝賀会
◆EXPO2025 未来へつなぐ日本の書 ~空・海・時を超えて~
◆2025年 特別記念講演会・記念揮毫会

ご報告
○第19回全日本小学生・中学生書道紙上展
○第20回「手書き文字ばんざい!」
○令和6年度12月 最高会議 兼 定例理事会
○第11回 日展受賞者・喜びの声
○第11回 日展受賞者・入賞者
○「日本の書道文化」をユネスコ無形文化遺産に
○陣 軍陽先生を偲んで
○西村自耕先生を偲んで

ご案内
○令和7年度 定時総会
○第56回 日本書芸院教養講座
○第79回 日本書芸院展(役員展)
○第79回 日本書芸院(三月審査会)出品規定・授賞式及び祝賀懇親会ご案内
○第20回 全日本小学生・中学生書道紙上展
○第30回 全日本高校・大学生書道展
○第21回 手書き文字ばんざい!
○全国シルバー書道展
○広報紙「書くよろこび」無料配布について
○自然災害等で被災された会員の皆様への会員免除及び見舞金支給のお知らせ
○第74回 作文コンクール結果発表(読売新聞社主催)(協賛日本書芸院他)

ほかにも免許交付規定や、DVDの販売など各種ご案内を掲載しています。