「未来へつなぐ日本の書」対話型鑑賞会・ワークショップ開催のご案内(2025年5月)

2025年5月7日(水)~11日(日)に大阪・関西万博で開催される「未来へつなぐ日本の書 ~空・海・時を超えて~」の会期中に対話型鑑賞会とワークショップを開催いたします。一般の方のご参加も大歓迎です。
各イベントにそれぞれ定員がございますので、ご参加ご希望の方はお早めにお申込みください。満員になり次第、申し込みを締め切ります。
※参加費は無料ですが、「2025年大阪・関西万博入場チケット」が必要となりますので、各自でご用意ください。


■対話型鑑賞会

日本書芸院の書家2名が、一緒に対話をしながら陳列作品を鑑賞して廻ります。1回5~10名程度、30~40分。

■開催日時
令和7年5月  7日(水)
令和7年5月  8日(木)
令和7年5月  9日(金)
令和7年5月10日(土)
*いずれも15時から開催

■申込方法
お申込みは「お問合せフォーム」からお願いいたします。
[お問合せ内容]の欄に「万博・対話型鑑賞会」と明記し、以下の内容をご記入のうえ、送信してください。
・参加ご希望日
・参加人数(最大3名まで)
・代表者様のお名前(ふりがな)
・郵便番号
・住所
・電話番号
*応募者多数の場合は、先着順となります。

■参加費
無料
*ご参加される方は各自で「2025年大阪・関西万博入場チケット」をご用意ください。

■ワークショップ

うちわ、タンブラー、絵馬、お皿などに文字を書き、書道の楽しさを体験する場を提供します。各回30名程度、30分程度。
開催日時・内容は以下の通りです。

■うちわ・タンブラー作り
令和7年5月  7日(水)10:30~ 13:00~ 
令和7年5月  8日(木)10:00~ 13:00~
令和7年5月  9日(金)10:00~ 13:00~
令和7年5月10日(土)10:00~ 13:00~
令和7年5月11日(日)10:00~ 13:00~

■絵馬・金蒔絵風丸盆・桜小皿・黒塗りストラップ
令和7年5月   7日(水)16:00~
令和7年5月   8日(木)16:00~
令和7年5月   9日(金)16:00~
令和7年5月 10日(土)16:00~

■申込方法
お申込みは「お問合せフォーム」からお願いいたします。
[お問合せ内容]の欄に「万博・ワークショップ」と明記し、以下の内容をご記入のうえ、送信してください。
・参加ご希望日時
・参加人数(最大6人まで)
・代表者様のお名前(ふりがな)
・郵便番号
・住所
・電話番号
*応募者多数の場合は、先着順となります。

■参加費
無料
*ご参加される方は各自で「2025年大阪・関西万博入場チケット」をご用意ください。

お願い

 実施内容を変更する場合がございます。ご来場の際は当サイトや「未来へつなぐ日本の書」公式ホームページで最新情報をご確認ください。

第79回日本書芸院展(2025年4月)のご案内

本展は文化勲章受章者や文化功労者、日本藝術院会員をはじめ、書道界の第一線で活躍中の日本書芸院役員・役職者が「伝統と創意」の理念のもとに作品を発表するもので、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)3階の広大なスペースに並ぶ大作は毎年好評をいただいています。
「魁星作家コーナー」では、日本書芸院の50歳以下の会員からオーディションにより10名が選抜されました。今後の活躍が大いに期待される若手実力家たちの渾身の作品をお楽しみください。
ほかにも会場では、出品者によるギャラリートークや列品解説会、作品集・絵はがき・作品写真の販売も行います。
是非ご覧ください。

会期

令和7年4月23日(水)~4月27日(日) 10:00~17:00(入場は16:30まで)

会場

大阪国際会議場(グランキューブ大阪) 3階 特設会場
大阪市北区中之島5-3-51 Tel. 06-4803-5555(代表)
交通案内等は大阪国際会議場ホームページ

主催

公益社団法人日本書芸院、読売新聞社

後援

大阪府、大阪市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、NHK大阪放送局、公益財団法人関西・大阪21世紀協会(申請中)

入場料

無料

物販

  • 作品集 1冊2,000円(税込)
  • 作品絵はがき 1枚100円(税込)
  • 作品写真Aサイズ(20×25㎝)1枚1,000円・Bサイズ(13×18㎝)1枚800円(税・送料込)※注文販売の為、お届けは展覧会終了後となります。
  • ほかにも日本書芸院が出版したDVDを会期中に会員価格で販売します。

■役員・役職者の作品展

最高顧問・名誉顧問・理事長・副理事長・顧問・董事・常務理事・理事・監事・参事・参与・評議員(役員・役職者約600名が出品予定)

■魁星作家コーナー出品者

気鋭の選抜作家が1人幅8m・高さ3.6mの壁面に古典に立脚した作品を出品し、日頃の研鑽の成果を発表します。
漢字5名
阿座上将、新井龍雲、伊藤江星、野田岳豊、宮迫嗣君
かな4名
比企百夏、藤田真由、前田鈴華、武藤博子
篆刻1名
井後雅堂 ※篆刻は3×6尺の2ケースを使用

■ギャラリートーク

幹部役員によるギャラリートークを開催します。
4月24日(木) 11:00~
川上鳴石(かな)、佐井麗雪(漢字)、森上光月(かな)
4月25日(金) 11:00~
中村史朗(漢字)、野田杏苑(かな)、古溝幽畦(篆刻)
4月27日(日) 11:00~
大田鵬雨(漢字)、中室舟水(かな)、松村博峰(漢字)
展覧会場内で開催、参加無料、申込は不要です。

■列品解説会

魁星作家による列品解説会を開催します。
4月24日(木) 13:00~
阿座上将(漢字)、伊藤江星(漢字)、藤田真由(かな)
4月25日(金) 13:00~
新井龍雲(漢字)、野田岳豊(漢字)、宮迫嗣君(漢字)
4月27日(日) 13:00~
井後雅堂(篆刻)、比企百夏(かな)、前田鈴華(かな)、武藤博子(かな)
展覧会場内で開催、参加無料、申込は不要です。

■2025年特別記念講演会・記念揮毫会

記念講演会
「夢をさがそう」 宮田亮平 先生
金工作家、文化功労者、日本藝術院会員、日展理事長、東京藝術大学名誉教授

記念揮毫会
【漢字】 髙木聖雨 先生
文化功労者、日本藝術院会員、日本書道文化協会副会長、公益財団法人全国書美術振興会理事長、謙慎会理事長

【仮名】 黒田賢一 先生
文化功労者、日本藝術院会員、日本書道文化協会副会長、公益社団法人日本書芸院最高顧問、正筆会会長

【漢字仮名交じり】 永守蒼穹 先生
日本藝術院賞受賞、日本書道文化協会常務理事、公益財団法人全国書美術振興会理事、日本詩文書作家協会副理事長

2025年日本国際博覧会「未来へつなぐ日本の書 ~空・海・時を超えて~」プレイベント兼「書道」のユネスコ無形文化遺産提案祝賀イベントとして、初日(23日・水曜日)に2025年特別記念講演会・記念揮毫会を開催します。一般参加大歓迎です。
先着順ですので、お早めにお申込みください。詳しくはこちら。

■学生特典

高・大学生(短期大学・専門学校含む)は学生証提示で作品集1冊とお好きな絵はがき10枚を進呈します。(先着1,000名様、お一人様1回限り)

お願い

今後、実施内容を変更する場合がございます。ご来場の際は当サイトで最新情報をご確認ください。


	

第39回 三重展(2025年12月) 予告

会期

令和7年12月17日(水)~12月20日(土)

会場

三重県文化会館(総合文化センター内) 2階 第2ギャラリー 会場地図はこちら。

問合せ

全国シルバー書道展(三重展)事務局 深見 鈴苑
〒513-0038 鈴鹿市十宮町572-3
電話 059-383-6007

概要

 高齢化社会の中で、東洋固有の優れた伝統文化である「書道」にさらなる生きがいを求め、書美の研鑽に励んでみえるシルバー世代の方々のために開かれた発表の場として、開催しています。
 また、それぞれのお孫さん世代を中心とした、小・中学生の方の作品も同時にたくさん展示することで、書写への興味を深めるとともに、シルバー世代とのふれあいが、それぞれにとって励みとなり、手書き文字の伝承・普及に大きな役割を果たしています。

第38回 三重展(2024年12月) 事業報告

開催名
第38回 三重展
開催期間
令和6年12月18日(水)~21日(土)
会場
三重県文化会館(総合文化センター内) 2階 第2ギャラリー
出品点数
シルバー書道展 143点
小・中展 190点
最高年齢
男性95歳 女性93歳
入場者数
407名

事業概要
 展示会場の「三重県文化会館」が改修工事に入るため、12月の開催となった第38回展。令和5年度の開催が、令和6年の2月であったため、令和6年に2回という開催となり、ややシルバー展の出品点数が減少しました。これにより、展示はいつもよりゆったりとなり、訪れていただいた方がひとつひとつの作品に足を止め、集中してゆっくりと鑑賞してみえる姿の多かった展覧会となりました。
 慌しく変わる日々の中、不安な気持ちを抱きながらも、積極的に物事に意欲的に取り組み、目標を持ち、それを見事に実現されてみえることは、すごいことだと思います。
 暮れも押し迫った中、たくさんの方が足を運んでくださいました。仲間の方やお友達と自分の作品の前で、楽しそうに制作の苦労ばなしや思ったことをにこやかに話してみえるお姿を見るたびに、この事業を続けていただいていることは、シルバーの方にとって生き甲斐であり、楽しい時間でもあり、本当に喜ばしいことです。
 シルバーの出品点数が減少する中、小・中学生の出品点数が前回に比べ70点近く多くなりました。見学にみえた中に『私は、出品していないのですが、書が好きだから、お母さんと一緒に見にきました。』と言って、会場を隈なく見て回ってみえる小学生の姿がありました。好きなことに真剣に取り組み、逞しく、生き生きとしている彼女が心に残りました。
 これからも日本書芸院のご支援をいただき、書に興味・関心を持ち、書きたい、みなさんに見てほしい、多くの人と楽しい時間を共有したい、と意欲を燃やすシルバーの方々の後押しと、小・中学生の書写の環境を整えて、書くよろこびや楽しさを感じてもらえるような場を、もっと作って行きたいと思います。


事業の感想
 開催初日の12月18日(水)に訪問させていただきました。会場はシルバー書道展と三重県小・中学生書道展が併催されており、広いスペースを生かし前者143点、後者190点の作品が鑑賞しやすく陳列されていました。
 作品は、漢字1文字や4,5文字を揮毫したものが数多く観られ、いずれも力強く運筆されたものばかりでした。男性の最高齢(95歳)の方の作品、並びに女性の最高齢(93歳)の方の作品は、ともに年齢を感じさせず堂々としており、とても魅力的でした。
 仮名、調和体、篆刻の各分野の作品も、半切に一行書、二行書で練度高く揮毫したものが数多く観られました。その中には、童謡の言葉を篆刻して1つの作品に仕上げるという独創的な作品もありました。また、半切1/2以下の作品にも工夫と練習の跡が窺われ、本展に向けて頑張ってくださる姿が目に浮かぶようでした。
 作品の鑑賞にご来場された方からは「毎年、本展への出品を楽しみにしている」という声を聴くことができ、こうした発表の機会がさらに充実・発展することを願っております。
(福祉生涯学習部委員 文能霞峰)

会報195号(令和7年1月号)発刊

特報
◆土橋靖子先生日本藝術院会員就任記念祝賀会
◆EXPO2025 未来へつなぐ日本の書 ~空・海・時を超えて~
◆2025年 特別記念講演会・記念揮毫会

ご報告
○第19回全日本小学生・中学生書道紙上展
○第20回「手書き文字ばんざい!」
○令和6年度12月 最高会議 兼 定例理事会
○第11回 日展受賞者・喜びの声
○第11回 日展受賞者・入賞者
○「日本の書道文化」をユネスコ無形文化遺産に
○陣 軍陽先生を偲んで
○西村自耕先生を偲んで

ご案内
○令和7年度 定時総会
○第56回 日本書芸院教養講座
○第79回 日本書芸院展(役員展)
○第79回 日本書芸院(三月審査会)出品規定・授賞式及び祝賀懇親会ご案内
○第20回 全日本小学生・中学生書道紙上展
○第30回 全日本高校・大学生書道展
○第21回 手書き文字ばんざい!
○全国シルバー書道展
○広報紙「書くよろこび」無料配布について
○自然災害等で被災された会員の皆様への会員免除及び見舞金支給のお知らせ
○第74回 作文コンクール結果発表(読売新聞社主催)(協賛日本書芸院他)

ほかにも免許交付規定や、DVDの販売など各種ご案内を掲載しています。

2025年 特別記念講演会・記念揮毫会(2025年4月)のご案内

-講演会講師-

宮田 亮平 先生 「夢をさがそう」
1945年新潟県生まれ。
金工作家、文化功労者、日本藝術院会員、日展理事長、東京芸術大学名誉教授

-揮毫会講師-

黒田 賢一 先生【仮名】
1947年兵庫県生まれ。
文化功労者、日本藝術院会員、日本書道文化協会副会長、公益社団法人日本書芸院最高顧問

髙木 聖雨 先生【漢字】
1949年岡山県生まれ。
文化功労者、日本藝術院会員、日本書道文化協会副会長、公益財団法人全国書美術振興会理事長、大東文化大学名誉教授

永守 蒼穹 先生【漢字仮名交じり】
1950年熊本県生まれ。
日本藝術院賞受賞、日本書道文化協会常務理事、公益財団法人全国書美術振興会常務理事、日本詩文書作家協会副理事長


 第79回日本書芸院展の開催記念に加え、2025 大阪・関西万博のプレイベントとして、展覧会初日に特別記念講演会・揮毫会を開催します。
記念講演会では、金工作家、文化功労者、日本藝術院会員、日展理事長、東京藝術大学名誉教授の宮田亮平先生にお話しいただきます。
記念揮毫会では、髙木聖雨先生(漢字)、黒田賢一先生(仮名)、永守蒼穹先生(漢字仮名交じり)に揮毫していただきます。
この講座は、日本書芸院の会員だけでなく、ご家族、ご友人とともに是非お越しください。また、会員以外の一般の方のみでの参加も大歓迎です。
満席になり次第締め切りますので、お早目にお申し込みください。

日時

令和7年4月23日(水)
第79回 日本書芸院展開催初日 
受付 12:30より
開講 13:30(16:50終了予定)

会 場

大阪国際会議場 5階 メインホール
大阪市北区中之島5-3-51
TEL06-4803-5555
交通案内等は大阪国際会議場ホームページ

対象

日本書芸院会員および一般申込者

参加費

無料

会員だけでなく、一般の方もご参加いただけます
先着1,000
満席になり次第締め切ります。結果はお申し込み受付後10日以内に郵送にてご連絡します。
令和7年414日(月)消印有効

■一般の方のお申し込み■

お申し込みは「お問い合わせフォーム」からお願いいたします。
[お問い合わせ内容]の欄に「記念講演会・一般申込」と明記し、お名前・フリガナ・住所・電話番号・同伴者の有無(同伴は1名まで可)・英訳機の必要台数(必要がなければ「0」とご記入ください)をご記入のうえ、送信してください。

メール、FAX、ハガキによるお申し込みも受け付けています。
〒540-6591 大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル7階 公益社団法人日本書芸院
メール info@nihonshogeiin.or.jp
FAX 06-6945-4505

■日本書芸院会員のお申し込み■

お申し込みは「お問い合わせフォーム」からお願いいたします。
[お問い合わせ内容]の欄に「4月・記念講演会」と明記し、姓号・フリガナ・会派名・資格・住所・電話番号・会員ご本人以外に参加される一般参加の人数(※)・英訳機の必要台数(必要がなければ「0」とご記入ください)をご記入のうえ、送信してください。

(※)この講座は、日本書芸院会員だけでなく、一般の方にもご参加いただけます。会員ご本人以外にご家族、ご友人など一般の方とご一緒にお越しいただける方は、会員ご本人以外に参加される一般参加の人数をご記入ください。(会員ご本人のみで参加の場合は「0」とご記入ください)

メール、FAX、ハガキによるお申し込みも受け付けています。詳しくは会報194号(令和6年11月号)、195号(令和7年1月号)をご覧ください。

お願い

実施内容を変更する場合があります。ご来場の際は当サイトで最新情報をご確認ください。

 

第37回 兵庫展(2024年10月) 事業報告

開催名
第37回 兵庫展
開催期間
令和6年10月26日(土)~27日(日)
会場
兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー
出品点数
376点
最高年齢
男性96歳 女性103歳
入場者数
678名

事業概要
 第37回全国シルバー書道展(兵庫展)
  令和6年10月26日(土)~27日(日)の2日間、原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館)2階大展示室にて「第37回全国シルバー書道展(兵庫展)」を開催いたしました。今年も、1階展示室でファミリー書展を同時開催し、老若男女を問わず多くのみなさまにご来場いただくことができました。お天気にも恵まれ、心地よい2日間となりました。
  出品点数は376点で昨年より、14点増加しました。男性最高齢96歳、女性最高齢103歳をはじめ、出品された皆様の生命力溢れる力強い作品に来場者から感嘆の声があがりました。
 今年も会場の入り口付近に‘‘街なか書道体験コーナー‘‘を設けました。受付でお声がけすると興味を示される方が多く、気軽に書道に触れていただけるよい機会となりました。
 今年も無事にシルバー書道展・ファミリー書展を終えることができました。ご協力を賜りました関係各位、諸先生方に心より感謝と御礼申し上げます。ありがとうございました。


事業の感想
 総出品点数376点の出品でした。広々とした会場に、力作が並び、圧巻でした。ご家族やご友人同士でご観覧されている方々が多く見受けられ、作品の前で記念撮影されている姿が印象的でした。特別出品の前文部科学大臣の盛山正仁様と神戸市長の久元喜造様の作品も堂々たる御作で会場に彩を添えていました。最高齢出品者は、男性は96歳、女性は103歳で、どちらも気品が感じられる作品で、元気をいただきました。来場者数は、合計で678名でした。お世話をしてくださいました兵庫県の先生方のお陰様で、併設されていたファミリー書道展とともに盛況でした。芸術の秋にふさわしい素敵な空間で、文化の香りが漂うよい時間を過ごすことができました。
(舟瀬純子 福祉生涯学習部委員)