
第20回「手書き文字ばんざい!」
文字・活字文化の日記念イベント
日時
令和6年10月26日(土)午後1時~4時まで
会場
大阪マーチャンダイズマートビル(OMMビル)2階Cホール
対象
幼児から大人まで(小学生以下は保護者同伴・参加無料・要事前申込)
主催
公益社団法人日本書芸院 読売新聞社
後援
文部科学省 読売テレビ 大阪府教育委員会 大阪市教育委員会
協賛
㈱あかしや ㈱呉竹 ㈱サクラクレパス ゼブラ㈱ ㈱トンボ鉛筆 ぺんてる㈱ ㈱墨運堂(50音順)
平成17年に、「文字・活字文化振興法」が成立し、10月27日が「文字・活字文化の日」に制定されたことを記念して始まり、例年大きな反響をいただいているこのイベント。今年は231名の方々が参加してくださいました
まずは、子安尊喜・日本書芸院一科会員(第78回日本書芸院展魁星作家)の大作揮毫で幕をあけました。参加者が一斉に注目する中、アニメ「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎の名セリフ「心を燃やせ」が書きあげられ、会場は大きな拍手が湧き起こりました。揮毫後、子安先生はインタビューで「揮毫をしていると、みなさんの熱い思いが伝わってきて、この字に気持ちが宿ったと思います。」とお話されました。
続いて、米原伸美・読売新聞大阪本社執行役員事業局長と担当の山本悠雲・日本書芸院副理事長から挨拶がありました。
《今回のテーマは「いのち 育む 未来へ」》
主催者幹部の挨拶の後は、恒例の色紙作品の揮毫です。
今回のテーマに沿った『いのち』『輝』『愛』などの字を楷書や篆書、仮名など、様々な書体で書き上げました。みんなで楽しく筆で文字を書き、何度も練習を重ねた中から清書の作品を一点選び、担当の先生方に印を押してもらいました。作品は、その場で特設パネルに展示しました。
今回のもう1つの主題は、「金蒔絵風のお皿の作成」です。定着液をつけた筆で、心に思い浮かぶ文字や言葉、絵などを自由に書き、担当の先生方に金粉を振りかけてもらいました。
続いて、第19回全日本小学生・中学生書道紙上展および第29回全日本高校・大学生書道展優秀者による席上揮毫が行われました。小学1年生から中学3年生までの9名と、高校生2名、大学生2名の計13名は大勢に見守られるなか、集中して一字一字丁寧に、見事に書き上げ、参加者の盛大な拍手に包まれました。これらの作品も会場内の大きなパネルに展示されました。
席上揮毫者
溜渕 浩ノ介
神戸市立霞ヶ丘小学校1年
生田 結子
洲本市立洲本第三小学校2年
湯浅 里映
岡山市立吉備小学校3年
伊藤 千怜
福井市木田小学校4年
畑中 美春
大阪狭山市立東小学校5年
橋本 彩花
井原市立西江原小学校6年
片山 沙彩
宗像市立城山中学校1年
芦塚 伊織
東大阪市立長栄中学校2年
西川 日菜里
帝塚山学院中学校3年
赤木 進次郎
明誠学院高等学校3年
溝口 結希音
奈良県立桜井高等学校3年
新垣 祐樹
四国大学4年
中村 祥子
神戸薬科大学4年
楽しい時間もあっという間に過ぎ、最後に担当部長の木村通子・日本書芸院常務理事の閉会の挨拶で終了しました。
なお、このイベントの模様は、11月19日(火)に読売新聞夕刊紙上に掲載されました。
~文字・活字文化振興法~
国民が本や新聞など活字に親しみやすい環境の整備を図ることを目的とする文字・活字文化振興法が、平成17年7月22日の参院本会議で、可決・成立。
文字・活字文化振興への理解を深めるため、読売週間初日の10月27日を「文字・活字文化の日」と制定した。
読売新聞大阪本社執行役員事業局長