
開催名
第38回 滋賀展
開催期間
令和7年4月11日(金)~13日(日)
会場
大津歴史博物館 出品点数
164点
最高年齢
男性96歳 女性94歳
入場者数
642名
事業概要
桜の満開期と重なり(景勝地三井寺の観光にも誘われた)一般の来場者も多く賑わいました。本展は同じ階で滋賀書作家協会展と幼児から出品できる競書展も併催され、異年齢相互の感化も出来ているのが特徴です。
90歳代が9人出品で最高齢お二人が男性というのも男性長寿日本一の滋賀県ならではないでしょうか。85歳の男性来場者が出品に尻込みをしていましたが気力がわいてきたと意気込みを述べられたそうです。漢詩だけでなく仮名、調和体も多く、漢字の書体も様々で、本格の書に裏打された丁寧な書きぶりが印象的でした。
事業の感想
事業を委ねられた滋賀県書作家協会も高年齢化となり、作品の展示を4年前から専門業者に依頼しました。また、今年からは、奨励賞を廃止することで賞状揮毫の負担もなくし、作品受付業務も大半を表具店に委ね労力を軽減しました。出品数の減少は僅かずつだがすすんでいます。趣味の多様性、シルバーのイメージと年齢意識の変化を感じる宣伝は、当会もインスタグラムを立ち上げたり、県もSNSで紹介したり、今後のネット世代に期待をするところでもあります。 福祉生涯学習部委員 西川 桂邨 評議員 福祉生涯学習部委員 浅野 楚舟 評議員