展覧会・審査会

全国シルバー書道展

第22回 和歌山展(2023年10月)開催

22和歌山

開催名
第22回 和歌山展
開催期間
2023年10月26日(木)~29日(日)
開催場所
和歌山県民文化会館展示室
出品点数
240点
入場者数
638名
最高年齢
男性97歳 女性96歳

事業概要
 穏やかな秋晴れの下、第22回全国シルバー展和歌山展を開催いたしました。
 本県は隔年開催ということで、多くの方が出品を楽しみにして下さっていました。
 今回の最高齢は御坊市在住、97歳の山田逸平さん、続いて紀の川市在住の96歳の近藤和さん、また、90歳以上の方は4名でした。
 どの作品からも生命力が溢れ、書道を懸命に学び、何より楽しんでいらっしゃる様子が伺えました。
 また、ファミリー展の作品は、ご家族毎にオリジナリティがあり、この取り組みの意義を確信いたしました。それらの作品の前に立つと、自ずと笑顔になり、幸せをいただきました。
 今回執行部が刷新され何かと不安でしたが、前任の先生から受け継いだ資料などを元に、実行委員の先生方にお助けいただき、何とか無事会期を終えることが出来ました。感謝に堪えません。

事業の感想
 会期3日目の10月28日(土)に訪問させていただきました。会場は、和歌山県民文化会館内にある特設展示室、大展示室、中展示室、小展示室と4つに分かれ、240点もの作品がゆったりと鑑賞しやすく陳列されていました。作品は、漢字、仮名、調和体等があり、例えば漢字では一文字を揮毫したものから、半切に一行または二行にわたる連綿作品など多様なものがあり、いずれも練度が高く見応えがありました。
 ご自身の出品作を観に来られた方や、知人・友人や家族が出品した作品を鑑賞に来られた方など、次々と来場者がお越しになっていました。来場者の中には、展示されている作品を鑑賞し触発されたのか、会場内に設置された写経コーナーで、心を集中させ熱心に写経に取り組む方がおられ、書がもつ魅力を再認識した一日でした。
(文能霞峰 福祉生涯学習部委員)