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第38回 岡山展(2025年9月)事業報告

開催名
38回 岡山展
開催期間
令和7年9月16日(火)~21日(日)
会場
岡山県天神山文化プラザ 第1展示室
出品点数
363

最高年齢
男性 98歳 女性 102
入場者
987

事業概要
 第38回岡山展は出品数が増加しました。その為、作品展示・飾り付けがゆとりのない陳列になってしまいました。次回から大きい展示室も借りることを視野に入れなければなりませんが、会場費用が増えてしまいます。予算内での開催ですので今後の検討課題としました。 例年午後の来場者が僅かなので、今展から、閉場を一時間早め16時閉場といたしました。反して午前中は開幕初日より大勢の観覧者で賑わい、会期終盤には謹呈の出品者名簿と「書くよろこび」が不足となり、名簿は急遽追加印刷を行いました。これは非常に喜ばしい出来事でした。BP-60C26_20251104_121336のサムネイル                                 最後に、後日の山陽新聞 読者投稿、タイトル『書道展 叔父最後の俳句展示』をご紹介します。―今年7月に亡くなった叔父95歳は、今年も出そうと意欲を燃やしていましたが清書仕上げ前に入院となり旅立ってしまいました。思いを受け継いだ家族が、仕上げ前で所々汚れもあり落款印もない作品ですが、遺作出品され、親族みんなで見に行った―とのエピソードです。書や俳句を生涯学習として楽しまれている方が、毎年のシルバー書道展を発表の場とし生活の張り合いにされている様子が垣間見え、シルバー書道・岡山展の開催意義を、実行委員・役員一同改めて感じました。 今展を盛会に終えることができましたことは、ご協力を戴いた関係各位・各種団体皆様のご指導ご鞭撻の賜物と深く感謝申し上げます。令和8年度第39回展も引き続きご協力の程よろしくお願いいたします。

事業の感想
 朝夕の心地よい風に、秋の訪れを感じる好季節に訪問いたしました。作品は、年齢ごとに美しく陳列されており、充実した作品が多くありました。 最高齢者の女性は102歳、男性は98歳の方で、年齢を感じさせない力強い作品に元気をいただきました。また、孫、ひ孫さんの作品が一緒に展示されているコーナーでは、笑顔が溢れ、仲の良いご様子がとても微笑ましかったです。毎日、午前11時より、先生方による作品解説の時間が設けられていました。私もご参加のみなさまと一緒に拝聴し、先生のお話で会場が一体になる雰囲気を味わうことができました。岡山展は会期が6日間と長く、ご苦労が多いのではと感じます。お世話をされる皆様、解説をされる先生方に心より感謝申し上げます。

福祉生涯学習部部長 野田 正行 常務理事 ・福祉生涯学習部部員 廣津茂奈美 評議員 

 

 

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