展覧会・審査会

全国シルバー書道展

第37回 滋賀展(2024年4月)開催

開催名
第37回 滋賀展
会期
令和6年4月12日(金)~14日(日)
会場
大津市歴史博物館
出品数
178点
最高年齢
男性 95歳 女性 94歳
入場者数
943名

事業概要
 謹啓 平素はご理解ご支援を賜りまして厚く御礼申し上げます。今回の滋賀展は4月中旬の会期でしたが、初日の4月12日~14日は晴天に恵まれました。前日日本晴れが続き桜が満開の好機でしたので、県内外から多くの参観者を得ました。また、この歴史博物館は高台に位置しているため、琵琶湖を一望できる見晴らしの良い会場としても知られ、大窓のあるホワイエのソファに腰をかけてのんびりと過ごすシルバーの方も多く見受けました。三日間で943名の来場を数え、会場は終始熱気に包まれました。
 滋賀展の特徴について、博物館2階のA室をシルバー展の作品会場として陳列しました。出品者の内、男性最高齢者の95歳の方を含む90歳代の男女10名の作品は、元気そのもので、しっかりとした線で書かれていました。また、自作の歌も多く書かれて豊かな人生を書と共に齢を重ねられておられる姿を作品から、垣間見ることが出来ました。
 今後とも本展の更なる充実発展を期して、貴台のお力を切に賜り、どうか今後とも倍旧のご支援を何卒よろしくお願い申し上げて、簡単ながら報告に替えさせていただきます。

事業の感想
 滋賀のシルバー展は、滋賀書作家協会の会員展、公募展それに滋賀読売競書大会展と同時開催で、幼稚園児から小学生、中学生、高校生、大学生、一般の方から書作の作品そしてシルバーの方々の作品まで見比べが出来ました。そこで感じましたのは、シルバー展の作品はいずれも屈託がなく、ありのままに楽しく書かれており、観ていて心なごみました。
 特に、場面ごとの絵に俳句を墨書した奥野細道の作品が印象に残りました。
 裏方の先生方のご努力に敬意を表します。
(常務理事 足立光嶽 福祉生涯学習部副部長)