展覧会・審査会

全国シルバー書道展

第37回 京都展(2024年3月)開催

開催名
第37回 京都展
会期
令和6年3月1日(金)~3日(日)
会場
京都文化博物館 5階全室
出品点数
231点
最高年齢
男性 97歳 女性 95歳
入場者数
534名

事業概要
 京都文化博物館での開催が恒例となりました全国シルバー書道展(京都展)も今年で37回を数え、今回は昨年の214名から17名増の231名の出品となりました。
 観覧者総数は534名で、家族連れの観覧者も多く大変盛況でした。
 同展覧会の成功は、多くの皆さまのご尽力、多大にお力添えいただいた後援各所のお陰と感謝申し上げます。最高年齢97歳の出品者をはじめ、エネルギー溢れる作品が多く、観覧の皆様からも好評をいただきました。
 また、日本文化協会主催「街なか書道体験」事業も実施され、イベントブースでは多くの来場者が「般若心経」「いろは歌」を書写するとともに、お互いの交流を深める場となり、大変有意義なイベントとなりました。
 シルバー世代の「書」への関心は高く、その発表の場として本展の意義を再確認した次第です。今後もこの展覧会を通して「書」の魅力を発信できたらと願っております。
 来年は2025年(令和7)年2月28日(金)~3月2日(日)を予定しておりますので、多くの出品をお待ちしております。

事業の感想
 初日のお昼頃会場にうかがいました。あれ、会場が陳列が明るくて美しい、何故、壁面のクロスが新しくなっていたのです。淡いクリーム色の明るく清楚なクロスにマッチした作品が231点、スッキリとレイアウトされた会場にしっとりと佇み、お一人一人の楽しげな息吹が感じられました。ご覧になっている方々も、何かゆったりと楽しく語らいながら一刻を楽しんでおられ、ステキな会場を演出されたスタッフの方々のご努力に感心しました。
 男性の最高齢は97歳、なめらかな筆運びで美麗なお作品。女性の最高齢は96歳の方、お二人おられ共にお齢を感じさせない力強いお作品でした。
(常務理事 足立光嶽 福祉生涯学習部副部長)